量的緩和マネーで下支えされた日経平均
2018年 08月 17日
裏返して言うならば、量的緩和マネーの増加ペースが衰えるなら、株価も失速する公算が大きいということだ。今はそうした局面にあり、日銀の当座預金前年比は14年1月の178%をピークに、17年8月は21%、そして18年8月は6%まで低下している。
量的緩和マネーの縮小はECBやFRBも同じであり、なかでもFRBの総資産前年比はマイナス5%と、完全に金融引締めモードに転換している。このように世界的規模で新規資金の供給が細っている以上、少なくとも平均株価は上がりそうにない。
by shigg816
| 2018-08-17 10:26
| 金融経済